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2009年11月30日

記憶

あなたが消える瞬間 どうかここに居させてください
消えると分かったその時から、その瞬間まで
それは短い日々だったけれど
あなたの人生に交差できたことを幸せに思います
一番近い過去は忘れないでしょうから
遠くへ行っても思い出すことは容易いことでしょうから
もう積み重ねる未来はないのですから
そしてあなたは私が死ぬまで私の中で生きるのです
posted by houmonkangoshimama at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小説 inthegray〜3-5

3-5
 華楠はカメラケースを手に持ち、部屋の鍵をかけた。

 今日は俳優葉芝大介のポスター撮りの日。 薄茶のジャケットに濃茶のパンツといった彼女にしては大人っぽいコーディネート。そして、珍しく化粧もした。これは勿論「子供」と馬鹿にされないためだ。

 階段を降りる前に華楠は梓夕の部屋のドアを叩いてみた。返事はない。

「やっぱり帰ってないみたい……。」

 出逢ったあの日から足繁く店に通っていた梓夕だったが、一昨日から全く姿を見せなくなっていた。部屋を出入りしている気配すらもなかった。

 華楠は小さく溜息をつくと、アパートの階段を駆け降り、バイクのエンジンをかけた。

 風の強い日だった。走り出すと空気の抵抗を感じたが、それが爽快だった。法定制限速度よりもう少しだけスピードをだして、事務所へ向かった。バイクをいつもの駐輪場に止めると、小走りにビルへ向かう。今日は事務所のある階へは行かず、五階にあるスタジオへ入った。

 スタッフに挨拶すると、華楠はジャケットを脱ぎ、カメラの準備にかかった。周囲では他のスタッフが背景や照明をセットしていた。

 午前十時をまわると、葉芝大介が定刻通りスタジオに入った。スタッフ全員が挨拶をする。

 華楠は椅子にかけておいたジャケットを再び羽織ると、葉芝大介の前に進み出た。

「初めまして。カメラマンの華楠です。今日一日よろしくお願いします。」

 華楠は右手を差し出し相手の顔色を伺った。

「こちらこそよろしく。アルバムを見せてもらったよ。素晴らしい作品ばかりで感動した。今日は君に全てお任せするよ。」

 二人は握手を交わした。

 通常は、視線が合った途端に「こんな子供に何が出来るの?」と馬鹿にされるが、今日は違った。

 今までにないくらい順調な滑り出しだった。

 化粧をしてきて正解だったのかもしれないと華楠は思った。

「ありがとうございます。

 では早速ですが、始めましょうか。」

 今日一日の撮影の流れをアシスタントが葉芝に説明した。それを聞いている葉芝の顔は真剣だった。

 「たかがポスター撮りじゃない」と言ってアシスタントの話になんか耳を貸さないのがよくあるパターン。葉芝の仕事に対する熱意がわかると華楠はうれしくなった。今日はきっといい写真が撮れる。

 華楠はジャケットを再び脱ぎ、手近にある椅子の背にかけた。カメラを手にとり、ストラップを首から下げ、フィルムが装填されているかを確認した。

 アシスタントは説明をし終えた様子で葉芝から離れた。葉芝は華楠に視線を向けると、再度彼女に歩み寄った。

「俺が想像していたよりも、ずっと若くてかわいいから驚いたよ。

 もしよければ撮影が終えてから、一緒に食事なんてどう?

 プロのカメラマンとして有名な君の事を、もっと良く知りたいんだ。」

 華楠は、一瞬目をそらして考えた。

 初めて会った人と食事になんて行く気がしない。 不安だ。 大人っぽく、うまくかわそう。

「……撮影の終わる時間次第っていうのは如何でしょう?」

「んー仕方がない。じゃ気合入れていきますか。」

 スタジオの入り口付近から、聖は二人のやり取りを見つめていた。

 常日頃ならば、ここで華楠の表情が険しくなるところだが、今日は違った。聖は何のトラブルも起きず、撮影が始まったことを確認すると、静かにスタジオを出て行った。

 聖の言った通り、葉芝大介という男は、華楠が好きなタイプの人間だった。余計なことは言わず、真剣に仕事に向かう、その姿勢も、ほっそりとした顔立ちで、華奢な体格の割には大きく見える、その背中も……。

 ファインダーを覗くたび、葉芝の表情は変わっていった。華楠が何も指示しなくても、彼女が望むポーズをとって見せた。葉芝は自分の見せるべき所を良く心得ていた。

 そんな葉芝を見ていたら、華楠には珍しく撮影が楽しく感じ、様々な角度から彼を撮り、いつの間にか予定を大幅に越えたフィルムを費やしていた。

 しかし、撮影は予定通りの時間に終了し、葉芝を満足させた。

「お疲れ様でした。」

 華楠は葉芝に告げた。

「お疲れ。楽しく仕事が出来たよ。ありがとう。」

 葉芝は華楠に言った。

「さて、どうだろうか。食事に行く時間はあるかな?」

 華楠は時計を見た。定刻通りに撮影は終了した。時間は午後四時。片付けてスタジオを出る頃には丁度食事時。予定は何もないし、断る理由はなかった。 果たして簡単についていってよいものだろうか。葉芝は仮にも俳優。下手をしたらゴシップ記事に何を書かれるかわからない。

 どうやってかわしたらよいのだろうか……。

 そこへ聖がやってきた。

「撮影、お疲れ様でした。」

 華楠の肩を軽く叩き、葉芝とは握手を交わした。

「聖、彼女、いい仕事してくれたよ。」

「そうだろう?」

「今後も何かあるときは頼もうと思っているんだ。その時はよろしくな。」

 聖と葉芝の会話はどこか親しげで知人同士のように見えた。

「今日、彼女借りていっていいかな。勿論飯食うだけだよ。」

「飯食うだけならいいぞ。華楠は純情な乙女だから、変なこと言って困らせるなよ。」
posted by houmonkangoshimama at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 タイトル「in the gray」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旦那に甘える子供たち

困ったことに、うちの子供たちは、旦那にものすごく甘える。
結局のところ、旦那が優しいからだと思うんだけど、限度知らずで飛びかかっていくし、
私が怒っていても逃げていく。
これが、女の子ならそれでもいいか、と思うんだけど、
ある雑誌に、「男の子は母親が叱っても受け入れられない」
というような記事が載っていて、パパが叱り役を担当した方がいいって
書いてあったから、それから尚更気になるようになった。
もっと威厳もってほしいなあ〜
posted by houmonkangoshimama at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

今日の夕飯

うちのお隣さんのご実家はしいたけ農家のようで、
よく、とれたてのシイタケをいただきます。
すごくうまみ成分たっぷりで、こんなおいしいシイタケに
出会ったのはホント初めてぴかぴか(新しい)という位おいしいです。
肉詰めにしたりするんだけど、今回は時期も終わりに近いのか、
かわいらしい小さいシイタケがいっぱいあったので天ぷらにしました。
揚げたて、アツアツのまま、しょうゆもお塩もつけずに
パクッexclamation
絶品でしたぴかぴか(新しい)
他はカレーで簡単に済ませました。たらーっ(汗)
posted by houmonkangoshimama at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

11/28

歌が好きだった。
歌うことが好きだった。
私が好きになるのは、歌っている人の声とギター。
それ次第。
流行りの歌は逃さなかったしいっぱいレンタルしてMDにためてた。
ラルクもSOPHIAも知らない曲なんてなかったのに。
子供を産んでできなくなった。
音楽から離れた空白の五年間。
誰がどんなCDを出していたのかもわからない。
必死に軌跡をたどり追いかける今。
本当に、歌詞が覚えられなくなったな。年か。

ひたすら一日音楽を聞きながら、今も寝ていた・・・
仕事帰りで疲れてる旦那に全て押しつけて。
サイテーだね。
posted by houmonkangoshimama at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

堕ちていく

今日は子供ものピアノが珍しく休みの日。
これ幸いとばかりにベビーホームに一日預け、
本当に何もせず、ただひたすら寝ていた。
眠れるわけでもない。布団の中で音楽を聞きながら
ぼーっとし続けていた。
完全に燃え尽きてる感じ。
ネットする気にもならず、やっとのことで迎えに行き
活動開始。
やっぱりパキシル飲まないとだめなのかな。
っていうかパキシル飲んで本当に変わるのだろうか?
あきらめきれない三人目の子作り。
こんな私に許されるのだろうか。
やっぱり許されない?
posted by houmonkangoshimama at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病奮闘記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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